不登校日記3-1 私が受け入れ始めた日~前進まで 期待と憂鬱の関係

2018年2月23日 小学5年生
今日は絶対行くと言ってた日。朝から制服に着替えて、ごはん、歯磨きまでは機嫌よくしていた。歯磨きが終わり、後は行くだけとなったとき、急に行きたくないと泣き出し、行けず。

数日前に、先生に「23日は必ず行くと言ってます。何回聞いても行くと言ってるから行かせていただきます」と言ったとき、先生が「来てくれたらうれしいです。でも絶対行くと思ってても、当日になると行けない場合もあります。そうなったときに、自分で自分を責めないようにしてあげてくださいね」と言われていた。

その時は、こんなに行くと本人が言ってるのに、行かないなんてあるの?と思ってたんだけど、そうか行かないってこともあるんだ って自分の中でちょっと覚悟した。今までは、行くかも→行かない という、期待したのに期待通りいかない というときにとてもショックを受けたり、憂鬱な気分になってたから、ちょっと覚悟できてて本当に良かったと思った。先生に感謝。

期待をするから、期待通りにいかないとショックを受ける。これは本当にそうだと思って、心に刻むことにする。期待しすぎない。元気であれば、笑ってればそれでいいと思うようにする。

ちょっと前までとは違う「行きたいけど行けない」という感じ。
先生に言うと、「え!そうなんですか!行かないっていうのと、行きたいけど行けないは全然違います。お母さん、行きたいと弟くんが思うようになったのなら、学校としてはできることは沢山あります。いくらでもできることがあります。」と言ってくれた。本当にこの5年の時の担任の先生は素晴らしくて、私がどれだけ救われたか分からない。とても良い適度なタイミング、ほっとく訳でもなく、うっとうしい訳でもない程度に電話をくれ、様子を聞いてくれる。

そして、先生に聞いて、そうなんだ!って思ったこと。
弟くんは、前の日から明日は休むと決めてない限り、休んでる日も、朝は普通に学校に間に合う時間に起きて、制服に着替えてた。私はそれが普通だと思ってたんだけど、何気なく話してた時に「え?着替えてるんですか。すごいですね」と言われて、へーそうなんだ!!と思った。

不登校の子が、朝、着替えるまでできるってすごいことなんだ。という驚き。なんというか、期待レベルが、普通に登校班で学校に行って、授業を受けて、登校班で帰ってくる というところにあると、学校に行かないとかって、ものっすごいマイナスな底にいる感じ。でも。先生が、着替えてるってことをすごく褒めてくれたから、おーそうなんだ!とプラスに思えるようになってきた。

そしてもう一つ。
この日、いいサイトを発見した。

不登校解決ブログ

休み始めてから、一番しんどかったのが、どうしたら良いのか分からない。という辛さ。

叱り飛ばして、無理やり行かせるべきなのか。
泣き落として、泣かれたくないから行こうと思わせたらいいのか。
将来の不安をあおったらいいのか。
どうやって説得したらいいのか
何を言えば行こうとするのか。

どうするのが正解なのか分からない。心配とはまた違う。どうしてあげたら良いのか分からないというしんどさ。「心配ですよね」と声をかけられても、いや、心配ってのとはちょっと違うんですけど って感じ。

それが、このブログに こうするのが良い と書かれていて、すっと気持ちが救われた。

とにかく、無理やり行かせるのは良くない。ということ。

このまま5年生の間行けないかもしれない という覚悟をする。半年、1年と続くかもしれない。幸い、家にいる時間とても機嫌よく楽しく過ごしてる。夜、毎日ウォーキングをしてるときも、とても嬉しそう。こんなに機嫌よく楽しそうに過ごしてるんだからいいんだ。そう思えるようになってきた。

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