不登校から再登校へ。「原因を探る」ということ
不登校から再登校へ。再登校するためにしたこと。が、人気記事になっているので、記事の項目を一つずつ、もっと詳しく書いていこうと思う。ちなみにこれを書いた後も毎日学校に行き、現在中学一年生の9月ですが、部活の朝練、放課後も部活、と毎日真っ黒になって過ごしてます。
さて、振り返ると、子供が不登校になったとき、本もいっぱい読んだし、ネットもいっぱい見た。ご本人や家族の体験談や、スクールやカウンセラーなどの立場の方の記事。ホントにいっぱい見た。そして、本当にそれらに救われた。
なので、私が書く記事が、ちょっとでも誰かの貢献になれば良いなと思って書きますね。
●原因を探る
はじめの1か月位、とにかく何が理由かを聞いた。だけど、いじめ や、明確な理由がない限り、聞いても答えは出ない。本人もシンドイし、聞いてる方も答えが見つからずにシンドイ。だからこれは止めたほうが良い。
不登校になってすぐから、1か月頃まで。毎日毎日、してたこと。それが、原因を探る ということ。
不登校の原因が、いじめ や、学習障害、発達障害による人間関係の不和など、何かしら特定される理由があるなら、その理由をきちんと把握して、それにマッチした解決を専門家の助けを借りたりしながらするのが良いと思う。
私が言ってるのは、(本人にとっても)原因がよく分からない不登校のこと。
今考えると本当にしなきゃよかったと思うんだけど、同じ状況になったら、またしてしまうんじゃないか と思うくらいに、みんなしてしまうんじゃないかと思う。
なぜかって。そりゃ、どうにかしてあげたいから。
原因をつかむことで、不登校の原因を解消し、また行くようにしてあげたい。
とにかくその思いだけで聞いてることが多いと思う。
単に、「なんで行かないねん!言いやがれ!」じゃなくてね。
どうにかしてやりたい。
だから「なんで行けないの?」「何がいやなん?」
で、本人も何かしら答える。思いつくのを何かしら言うのは言う。
で、ね。その聞いた原因に対して
「え?なんで?それって、こうこう こうしたらいいやん」とか
「そんなんこう考えたらいいやん」 とか、思っちゃったり、言っちゃったりしませんか?
それね、、、
私は、その、こちらの姿勢が、不登校をつくってるもと の一つ だと考えています。
親が共感してくれない。本当の意味での共感をしてくれない。共感しても共感してるふり。
「そっか、わかるよ。でもさぁ・・・」とか言ってたら全然共感してない。
ホントはね。子供が何を言っても、本当に心から共感できるなら、原因を聞くのも良いのかもしれない。だけどね、それがなかなかできないんですよね。難しい。
だって、できるなら再登校してほしいって思ってる人がこの記事を読んでるのであって、「学校に行かない」って言う言葉に、本当に心の底からそうだよね 行きたいけどいけないとかあるよね って思えない。それが思えない私たちは、原因を探るのはやめたほうがいいんじゃないかと思います。
いつまでたっても、(こちらが)納得いく原因を言わないから。
本人だってわかんないんですよ。
サボって行かない訳じゃない。行きたいんです。行きたいのにいけないから苦しい。
行きたいのに、いけない。
夜になると、明日は行くという。ウソじゃない。本当にそう思ってるし、そうしたいと思ってる。
そして、行くのが良いのは分かってる。なのに、行けと怒られる。お母さんが泣いてる。怒ってる。
なんでって言われても。
原因を聞いても聞いても、こちらにとっても本人にとっても納得のいくものは出てこない。
だから、聞いてもしょうがない。どっちも苦しいだけ。
思い切ってきかないでみましょ。
大丈夫。
原因を聞けなくても、今よりマイナスにならないから。
原因を聞く代わりに、クオリティタイムを過ごしましょう。
クオリティタイムはまた別記事で。
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