不登校から再登校へ。再登校するためにしたこと。

5年生の3学期2月14日~6年生の夏休みまで不登校だった弟くん。6年生の2学期から普通に学校に行ってます。(現在11月)

これからも、いつどうなるか分からないけど、再登校に向けてしたことを忘れないように書いておこうと思う。

●原因を探る
はじめの1か月位、とにかく何が理由かを聞いた。だけど、いじめ や、明確な理由がない限り、聞いても答えは出ない。本人もシンドイし、聞いてる方も答えが見つからずにシンドイ。だからこれは止めたほうが良い。

●メモをとっておく
1行日記的に、何があったのか、自分はどうした、家族はどうした、何を考えたのか。などをメモしておく。先生や何か相談するときに便利。

●焦らない
期待値を下げる。自分が思ってしまう期待の10分の1の事って何だろう って考えてそれを思うくらいに、期待値を下げる。
ちなみに、お兄ちゃん(不登校経験なし、ずっと普通に学校に行ってます)に対しての私の期待値は、「行ってきます」と元気に言って家を出ていくこと。それだけ。この期待値にしてから、おそろしく平和になった。不登校児には「普通」を期待してしまう。それを止める。

●毎日夜のウォーキング
学校にいってたら少なくとも登下校の1時間は歩く。それがないから体力がなくなるんじゃないかと思ってはじめたウォーキング。家にいると、弟くんはゲームしたり本を読んだり、私やパパは他のことしてる。面と向かって話をする時間つくっても、尋問的な感じ? になっちゃうけど、ウォーキングをしてると、弟くんの方からものっすごく色々話をしてくる。

●傾聴する
ウォーキング中、話しかけてくる内容が全部ゲームの話だったとしても、ちゃんと聞く。意味不明なことはちゃんと質問し、理解する。フワフワ聞かない。適当に聞くと、しゃべってる本人は面白くないし、的外れな質問を繰り返すと、分かってないわ と話をしてくれなくなる。上司がしゃべってる位の勢いでちゃんと聞く

●話しかけられたら、手を止めて顔を見て話をする
子供から話しかけられた時や仕事中、こんなにも 何かをしながら返事してたんだ と気づかされた。

●家族の時間をとる
土日の予定は全部キャンセルして、とにかく一緒に過ごすようにした。アスレチック、テニス、プール など、弟くんの友達を誘って一緒に遊びに行った。

●他の家族への説明
一番のボトルネック。自分は一番接してるから状況分かってるし、一番勉強もしてる。だけど他の家族は「普通」を押し付け、私のことまで責め始める。とにかく本人を責めないことなど、繰り返し繰り返し、何度も何度も説明した。

●自分で決めさせる
説得しようとしない。はじめのころは、朝から2時間くらい説得する というのを毎日してた。だけど、そんなんで変わる訳がない。選択肢を沢山出してやる。それは子供ゆえに知らないことが多いから。選択肢を用意するのが親の仕事。その選択肢から選ぶのは本人

●先生や相談できる人に相談する。情報を集める。
学校の先生(に、誰に聞けばいいのかを教えてもらう)。市の相談できるところ、大学の臨床心理センター、友達で先生をしてる人、へ相談する。講演会へ参加する、本を片っ端から読む。ブログやネットで情報収集。など、とにかく除法を集めた。
ちなみに、学校は、担任の先生より保健室の先生の方が詳しかった。また、大学の臨床心理センターには週1回行って、遊戯面接というのをした。

●低いステップでチャレンジ
はじめのころ、着替える→駐車場まで行く→駐車場から降りる→門にタッチ などをしてた。でもこれって意味なかったよな と思う。完全にこちらの自己満足。少しでも進んでる と思いたかっただけだよな と思う

●学校とのつながりをなくさない
毎日車で朝に宿題を持って行ってた。本人が降りて渡すと言う日はそうしたし、降りないと言う日は私だけが持って行ってた。車には毎日乗せてた。これは今でも、良かったのか悪かったのか分からない。

●友達と遊ぶ
ほぼ毎日、学校から帰ってきた子達と遊んでた。土日はこちらから誘ってどこかに行ったりして、とにかく友達と触れ合う時間を制限せず、だからといって強制もしなかった。

●何かできた時に、次のステップを期待しない
何かができた となると、じゃ次はコレ!と期待してしまう。それをしない。一応選択肢として提示するが、イヤだと言ったらすんなり引く。これは自分との闘い

●何が不安なのかを考える
「なんで私は学校に行ってほしいと思ってるのか」というのを、突き詰める。
私の場合は、「学校に行かないと、選択肢が減って、将来したいことができないんじゃないか不安」 というものだった。それがわかったら、じゃ選択肢が本当になくなるのか。学校に行かないと内申がないとかホント?みたいなのを調べる。そしたら市がしてる適応指導教室でも出席扱いになると分かった とかがあった。
他には「近所の人からなんだあの家はと思われる」とかいろんな「なんで行ってほしいのか」があると思う。それを自分の中で整理すると、どうやってそれを解消するのかに、前進できる。

●そのままを100%認める
現状を認める。そのままを受け入れる というのは、ずっとずっと自分と闘いながらしていた。頭では分かってるけどどうしても「やっぱり不安」「行けるなら行ってほしい」という思いが消えない。
最終的に「学校に行っても行かなくてもどっちでも良い」と心の底から思えた時、再登校し始めた。そう思えるようにしたのは、自分の中の、弟くんを育てるうえでの最優先事項を決めたこと
私は、1.生きていること 2.HAPPYでいること。
これを、私の中で確立した時に、心から、現状を100%認められるようになった。

●人に話す
プロに相談するという以外に、人に気軽に話すと、色んなことを教えてくれる人が出てくる。中には、こうするのが良いと自分の考えを押し付けてきてシンドイ思いをしたり、私が悪いんだと落ち込みかけたりするけど、そういう時は、なんでこんな、1人(2人とか3人とか)育ててるだけの評論家に言われて心を乱されてるんだろ、アホらし。と無理やり思って脳に残さないようにする。
いろんなセミナーとかの情報を教えてくれる人が出てきたり、やさしい言葉をかけてくれる人も出てくる。今まで知らなかったけどこの人こんな悩みがあったんだ と思うようなことを言ってくれる人も出てくる。抱え込まずに人に話すことで、自分を責めずに、自分を保つことができる。

●正しさを押し付けない
これが一番難しいけど、一番大事だと思う。
本当の意味で、子供が言ってることに共感してやる。共感した後に「でもな・・」と続けない。すごく難しいけど、一番必要とされてることだと今も思う。

他にもいーっぱいしたけど、思いつくのはこんな感じ。
不登校を経験したことで、子育てだけじゃなくて、人との関りについてとても考えさせられた。慣れて甘えが出ないように、していきたいな と思う。


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