不登校日記5-3 保健室登校~5年生修了式まで 5年生最後の日

2018年3月22日 小学5年生
明日が5年生最終日なので、明日は教室で過ごす。とずっと言ってた。今日は、保健室に友達が来てくれるなら会いたいと言ってたので、先生にその旨を伝えたら、業間休みに30人位来てくれたらしい。本人は多分2.3人のつもりだったから、ビックリしてちょっと圧倒されたみたい。

先生の思い、友達の思い、もうメチャメチャありがたいんだけど、もしかしたら明日行けないかもしれないし、行けるかもしれない。明日無事に教室で過ごせることを祈る。

 

2018年3月23日 小学5年生
5年生最後の日。
昨日の夜までは、明日は教室で過ごすと言っていたが、朝から、やっぱり無理。と。せめて保健室にと言ったけど、保健室も無理。

駐車場まで行って、本人も降りる。先生が待っててくれたみたいで、即出てきてくれる。先生にその旨を伝えると、一瞬顔が曇る。良くわかる。期待するからこそドキッとする感じで衝撃を受けてしまう。先生は昨日の様子を見て、今日は最後だし教室で!と待っててくれたんだろうし、期待するからこそ残念も大きい。
それも本人も分かってけど、どうしようもない。先生はさすがで、一瞬分からない程度に顔が曇ったけど、そうですか、はい、じゃ誰もいなくなってから色々取りに来ようか と、笑って提案してくれる。

帰りの車の中で、私の涙が止まらない。6年生になったら毎日行くと言ってるけど、どうだろう。

本人に聞いたら、面白いたとえ。
みんなで徒競走をしている。みんなで一緒に走ってたら自分だけコケた。学校を休んでた時は、コケたから足を治療してた。また走れるようになったから走ってる(保健室にいる)。でもみんなはずっと走ってたから前の方に進んでる。自分は保健室にいるから、みんなはだいぶ前にいってるけど、自分も走ってるから失格じゃない。だから大丈夫。
と。

そっか、そんな風に思ってるんか。と感心する。本人の中では、保健室に行ってるから不登校ではない。おれは学校に行ってるぞ。という思いを持ってる。そうだそうだ、と私が自分に言い聞かせる。

昼から、教室においてた荷物を取りに行く。先生が全部まとめてくれていたんだけど、最後だからと教室の中で、通知表を渡してもらう。先生が本当によくしてくれるので、今日は学校にいる間じゅう、私が泣いてた。笑 いつもは、学校に送っていくときとかずっと私はニコニコしてるから、泣くんだ と思ったかも。

先生
「1秒でも学校に長くいられるように、学校ができることは何でもします」
本当に、この先生が担任で良かった。

 

 

 
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