ミニ孫さん になれるかも。【孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA】
PDCAって、聞き飽きた感がありますよね。
でも、ほんとにちゃんとできてるかっていうと、そうでもない。PDはするけど、CAはないなぁとか、とにかくDDDDD とか。死にそうな会社とかだとPPPPPとかで、全然トップがGOを出さないとか。。。
ソフトバンクの孫さんと24時間一緒に仕事をしてた三木さんの本
を読んだんだけど、孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術の方が整理されてて読みやすい。
ちゃんとPDCAをする。
しかも、超高速で。
高速PDCAのステップは以下
1.大きな目標をたてる(週、月単位など)
2.小さな目標をたてる(1日が原則)
3.目標達成に有効な方法をリストアップする
4.期間を決めて、すべての方法を同時に試していく
5.毎日、目標と結果の違いを検証する
6.検証をもとに、毎日改善する
7.一番優れた方法を明らかにする
8.一番優れた方法を磨き上げる
どれも、実践的で、ほーなるほど。と思う内容なんだけど、一番へぇと思ったのが以下
4.期間を決めて、すべての方法を同時に試していく
DOの部分で、実行するときに、普通は1つずつ試すと思う。
これをやってみて、良かったらどう とか、悪かったらこう とかそんな感じ。だから、成功する可能性が高そうなことや、業界の流れから勝算が高そうなことを試す。業界の常識から、成功しそうにない ということは基本しない。
でも、高速PDCAは、とにかく、すべての方法を同時に実行
業界の非常識なことや、可能性がなさそうなことでも、とにかく、目の前のすべての方法。
この「すべての方法を同時に」のルールを重視するのは、以下の3つの理由から。
1.スピードでライバルに勝てる
2.最善の方法を試せる
3.各方法を正確に比較できる
何かを1つして、結果がでてから次のを試して、とするよりも、同時に一気に検証した方が早いに決まってる。色々試すからこそ、一番効果が高いのはこれ!というのが分かる。もしかしてこっちは晴れてたからよかったのか?とか、他の要因が違うと正確に比較できない。
本当に何が成功するのかを最初からわかる人はいない。
だからこそ、実際にやって試してみる。
孫さんくらいの社長だと、すごすぎる人だから、これだ!!みたいな感じでヒラメキが天才的なのかと思ってたら、すごい泥くさい。覚悟さえあれば、だれでもできる。成功しそうにもないこともすべて!というのは、とても覚悟がいるけどね。
他にも、ソフトバンクの強みとして
1.まず実行を決めている
2.目標へのこだわりが強い
というのもあるそう。
普通の会社は、するか しないのか に時間がかかる。でも、ソフトバンクは、実行ありき。とてつもなく高いハードルで、社員の99%が無理と思うものでも、孫さんがすると言ったら実行。実行すると決まっているから、どうやって?という議論がすぐ出来る。そして、目標を達成しないなんてありえない という執念。
強力なリーダーシップがトップにある組織はやっぱ強いな とシミジミ。
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