90歳までの私

何年も前から、90歳までの私 というのを書いてる。

10年ほど前に、当時の上司に言われたこと。

「今後のキャリアをどう考えてるの?」

その時は、今後の自分がどうとか、10年後こんなことしたいとか全く考えたこともなかった。ただただ、そんなことを考えたことなかったよ!とびっくりしたのを覚えてる。

その後転職し、色々な情報に触れ、私は何が好きなんだろうとか、結局何をしたいんだろうとか考えた。で、その時に会った人に教えてもらった言葉
「できる自分を選択する」
それを言われたとき、何というか、パァッと周りの景色が明るくなった感じ。

あぁそうか。できる自分、できない自分がいるけれど、自分が選ぶんだ。と思ったのね。
で、「できる自分を選択する」

そしたら、じゃできる自分っていったい何なのか、できる自分は10年後に何をしてるのか。という事を考え始めた。そして今も毎年手帳が変わるたびに、90歳までの私を書いている。

私  旦那 子供
〇〇〇〇年 90歳 〇歳 〇歳  健康で自分のことは自分でできる
〇〇〇〇年 80歳 〇歳 〇歳

という風に、90歳、80歳、70歳、60歳とかいう感じで、遠い将来から書いていく。
何で遠い方から書くのかというと、1年後を書くと、今の延長でしかないから。今がこうだから1年後はこうだよね というような内容になる。それが、遠い方から書くと、今と50年も違うんだから環境もメチャメチャ変わってるだろうし、私もなんでもできそうだ って気になる。なので、今そんなこと言うと、あまりにもかけ離れてて口にするのも恥ずかしい ってことまで書けちゃうのね。

そしたら、例えば60歳にはこうなってたい。となると、50歳にはこうなってないと60でこれは無理だよね。とか、10年後にこうなるためには、5年後こうしてないと無理だよね とか、近い年齢になってくると、どんどん現実味が帯びてくる。

例えば10年後はハワイで暮らしてる と書くとする。
そしたら、5年後にはせめて英語の勉強始めないとね みたいな感じ。

そうやって、おぉじゃ今からの半年でこれをしよう!とか、これをしたいと思ってたけど、ちょっとストップしておいて、まずはコチラを優先させて時間を使おう とかなってくる。

子供がいれば、お金が必要な時期が大体いつ頃なのかわかるし、親がいれば、この頃は介護とかかもなぁとかもわかる。
漠然と日々を過ごすんじゃなくて、自分の中でシリウスが見えてると、とりあえずそっちの方向には歩き出せる。

ちなみに私は
2024年に、本を出版。そして同じ年に手話通訳士に合格する。
2031年に、旦那と世界一周旅行にでる。そのブログを書籍化、バカ売れする。

今、本を出せるような人でも文才も全くないし、手話も習ったっきり全然してない。世界一周旅行にいけるようなお金もない。
でも、書いただけでいけそうな気がする。

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