なんで私の給料はもっと上がらないんだよ!と思ったら。【最強の働き方】ムーギー・キム

働き始めて8年~10年位経った30歳近くになると、日常業務の色んなことができるようになる。日々起こることや、来月しないといけないこと、それらは誰に聞かなくてもこなせる。ある程度のクレームや突発的な問題にも対処できる。

そうなってくると、思うのが、

なんで私の給料はこんなに低いのか

思いません?
私は思ってましたね 笑

入社してから上がってないわけじゃないけれど、ある程度会社の色んなことが分かって来ている状態だから、自分の上の部長の給料や、あの人の給料がいくらくらいなのか大体知ってる。
で、あの人と私と何が違うのよ!といういらだち。

まぁなんて世間知らず 笑

その場所に立たないと分からないもんは分からないんですね~。

恥ずかしながら、何であの人の給料と私の給料がこんなに違うのよ!という思い上がりを持ってた。
そうなると、バカバカしくなってみたり、あきれてみたり。でもまぁ根本仕事は好きだから、ガツガツ仕事をする。
そうしてる内に、トミナオさんの給料って低いよね、上げてもらいよ とか言ってくれる人が出てくる。はじめ1人でも、何人も言ってくれるように周りにがなってくる。

そうなってから初めて給料が(役職が)大きくあがった。

それでやっと気づいた。
自分が、なんで今の給料はこんなんなんだよー!って怒ってる程度の状況では上がらない。

周りの人間の多くの人が、この人は給料以上の仕事をしてる。この人はもっと給料をもらうべきだ。と思ってはじめて給料はあがる。

その経験があってからは、今の給料に見合う仕事をしてるだけでは全然だめで、給料よりずっとずっと価値を生み出さないと自分の給料は上がらない。と思うようになった。だから、給料が20万なら、30万とか35万もらってる人と同じくらいのアウトプットができないといけない。

給料が20万で20万円の人と同じアウトプットしかしてないと、給料上がるわけないよねってのは、ものっすごく当たり前のことではあるんだけど、ついついそんなこと忘れちゃう。25万くらいの人と同じくらいのアウトプットをしている(と自分が思ってる)状態になると、何であの人より自分の方が給料が低いんだよ!という怒りにさえ変わったりする。いや、でも、自分が社長ならその程度じゃあげんよね。

自分の給料が20万なら、30万40万の人が何をしているのか、その人がいることで生まれている価値は何なのかを観察して自分もできるようになる。そっちの方に目を向けよ。

一流の育て方 を書いた、ムーギー・キムが著者のこの本。

【最強の働き方 40】 期待を上回る
 給料とポジション以上の仕事をする。

昇進の基準
 1.もらっている給料以上の仕事をしているか
 2.いまの役職以上の仕事をしているか
 3.その人がいないと回らない仕事がどれだけあるか
 4.その人がいることで組織に何かいい変化があるか
 5.同程度の働きをする人を同じ給料で雇おうと思っても無理

こんな感じでの【最強の働き方】が77 掲載。読みやすくて面白い。

上司の立場の人も、部下の立場の人にも是非。

 

 

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