【勝ち続ける意志力】 梅原大吾

悩みどころと逃げどころ で、梅原大吾さんに興味を持ったので読んでみた。

梅原大吾さんは、17歳で世界一に、また、最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマーとしてギネスに認定されている。ゲームって、子どもがしてると、いつまでしてるの!と怒られるあのゲームであるが、そのゲームの世界で、勝ち続けている梅原さんは何を考え何を実践してきたのか、その考えが書かれている。

勝ち続けることができる0.1%の人がしていること

1.考え続ける
悩みどころと逃げどころ での対談でも感じたが、とにかく梅原さんは「考え続ける」人。ストレングスファインダーの資質で、〝内省” が必ずTOP5に入ってるだろうなーって思う。
子供の頃から、ゲームをしていても、どうして自分は勝てるのか、どうして負けたのか、どうしてあの人は勝てなくなったのか などをずーっと考え続けている。考える のではなく、考え続ける。
考える事を止めないコトで、深く考える癖をつける

2.変化
世界チャンピオンになったり、スバラシイ戦法を考えつくと、あぐらをかいてしまいそうだとも思うが、とにかく
変化をすることを自分に課している。日々変化をする。まず変化する。チャレンジすること。などをしない限り、勝ち続けるためにはあり得ない。
梅原さんにとって、生きる事は成長しつける事であり、そのためにはチャレンジし続ける。それ位に、変化することを求めている

3、トコトン
とにかくトコトンやり抜く。徹底的にやり抜く。
「梅原大吾の最大の武器は何か」 と聞かれて 「どれだけ殴られても、諦めずに起き上がって戦うところ」 と自信を持って言う と言っている位のコツコツの人。天才型ではなく、コツコツと歩き続ける。そしてその歩みを止めない。夢や希望があるからこそトコトンできるのではなく、夢や希望がないなら、目の前のことに3年間トコトンやってみよう。そして、全然ダメだなと思ったら、あぁこれは自分がやりたいことじゃないんだ という発見ができる。そうやって梅原さん自身も迷いに迷った人生だからこそ、自分はゲームに生きると言える。

他にも、考え続けている人だからこそ言えること、結果を出している人だからこそ聞こえる説得力が沢山ある。
勝つ という言葉には、別に勝ちたくないしとか、そんなガツガツしたくないし とか思う人もいるかもしれない。でも、自分が携わっていることで成果をだせたらウレシイじゃないですか。
勝ち負けじゃなくても、自分が、自分のすることできちんと評価されるためにはどうしたらよいか。
神と呼ばれる人が、泥臭い人間としてどんな事をしているか そんな事に触れることができる本です。

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