不登校は誰のせいなのか。本人のせい?親のせい?先生のせい?

不登校の原因で一番多いもの、それは「わからない」
イジメや学力がついていけないなど、何かわかりやすい原因がある訳ではなく、なんとなく行けない。

そんな「わからないけど行けない」子たちも、「なんで?」と聞かれたら何かしら答える。

うちの子も「みんなオレのことをコソコソと話しする」
(後から詳しく聞くと、この「みんな」は2人の女子で、他の子たちも2人のコソコソを快く思ってなくて先生が何度も注意してたらしい)
とか、「〇〇がオレの話を聞いてくれない」
とか、「先生がしょうもないことをさせる」
(詩をノートに写させるのは分かる。でもその詩の下にあるイラストを写せという。意味ない とのこと)
とか、「先生が怒ってばっかりで嫌だ」
とか。

何かしら原因らしきことを言うのは言う。でも、それ単体を解決しても問題解決はしない。そして、例えば「友達が・・・」の場合は、不登校になったのは友達のせいだ。となるかもしれないし、「先生が・・・」となった場合は、不登校なのは先生のせいだ。となるかもしれない。

そして、私はこれが一番多いんじゃないかと思うけど
 不登校なのは、この子が弱いから。
 不登校なのは、親の私が悪いから。
と、本人または親のせい。と思ってしまうのが多いんじゃないかと思う。

自分を責め、苦しく、解決先が見えず、光が見えない暗闇でもがく。

だから、あるセミナーで、「不登校なのはお母さんのせいではありません」という一言を聞いただけで涙が止まらなかった。

でも、今思えるのは、

不登校なのは誰のせいでもない。

〇〇のせい

ということから解放されよう。

誰のせいでもない。
本人のせいでもないし、親のせいでもないし、先生のせいでもない。「〇〇のせい」と思うことをやめよう。

で、誰のせいでもないんだけど、親の関りで子供は大きく変わる。特に不登校の時は親や同居している人以外の人と触れ合う時間は少ない。だから、親が与える影響は計り知れない。親がどのように関わるかで、子供が再登校するか、何かしらの学ぶ機会を得て次のステップにいける。何か動きをもてて、これで良いんだと思える状態になれる。

親がどう関わるのか。
親の「普通」「正しさ」を捨てる。正しさをおしつけない。子供の価値を認め、あなたはあなたのままで良いと心から思うこと。
どうにかしなければという、相手をコントロールしようとするのではなく、一緒にゲームをする。一緒に散歩する。何か言って聞かせて説得するのではなくとにかく話を聞く。共感したあとに「でもさぁ」とつけない。そういう親の関りによって、子供は結果として変わる。

〇〇のせい

という苦しみから解放されよう。

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