あいまいな事を言わない

仕事し始めて10年位経って、役職についた時に改めて実感したこと。
それまでは、何か聞かれて、なんとなく分かってる時に
「〇〇だと思います」と気楽に言ってた。

でも、役職について、自分の発言によって、大きな判断が下されるのを間近で見る様になった時、あいまいな事を言う怖さを感じた。

「Aなんか?Bなんか?」と社長に聞かれた時、
AなのかBなのか、ちょっとイマイチあいまい。でもAだった気がする という時
「Aだと思います」
と言うと、
「よし、それなら〇〇の方向でいってみよう」
と、結構大きな判断の材料になることがある。
で、〝 え!?わぁどうしようホントにAだったかな 汗 ”と、冷や汗をかいて、大慌てで調べたことがある。

それから、そんな時、絶対Aだと言いきれない時は「すぐ確認します」という様になった。
そして、そんなことを言って判断を止めてしまうことが無いように、上司が聞きたそうな、判断に必要そうなことはできるだけ事前に把握しておくように努力した。

「分かりません。」と表明するのは、ちょっと勇気がいる。

バカだと思われる。出来ないやつだと思われる。会議の進行を止めてしまう。早々たるメンバーのため息が聞こえる。
でも、そんな自分の変なプライドより、正確な事を言う方がずっと大事。
自分のため というのを考えても、
あいつのいう事は当てにならない。というより、あいつはいつも間違いない。
という信用残高を積み上げる方が大事。

あいまいな事を言わない。

何となく調子の良い時ほど、あいまいなことを調子にのって言ってしまいそうになるので、自分へのいましめ。

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