非効率な業務を捨てる 【大切なことだけやりなさい】
毎日とても忙しい。
どの仕事も、やらなければならない仕事である。やらなければならない仕事に押されて、気になるあの業務ができてない。
なんだけど、ホントにそうなのか?って話。
「もっとも大切なポイントを見極める能力」が、あなたが人生においてどれほどのことを達成できるかを決める。
このポイントが、焦点。虫眼鏡で太陽光線の焦点を合わせると、紙が高温になって発火するのと同じ様に、重要な行動に焦点を合わせるべき。とのこと。
自分が、今日何をしたのか、書き出したことがあるだろうか。
日報が必要な会社なら、日々、何をしたのか書いてると思う。書いてない人なら、まず、何時から何時まで何をしたのかを書き出すだけで、ビックリすると思う。自分で思ってる以上に、何もアウトプットしてない時間がある。
例えば、
何となくの相談
同僚が隣に座って相談してきた。漠然としてる感じ。話が終わった後に何か行動が変わるわけではない。単に話をしたい?愚痴を言いたい?というレベル。これが部下で、愚痴を聞いてやることで何かしらの問題解決になるなら良いけど、同僚の愚痴は単なる時間つぶしのことも多い。むげにする訳にもいかず、相づちを打ってた時間。
移動時間
今日は車の移動が2時間あった、とする。もちろん、その場所に行かないといけないんだけど、2時間って、よく考えるとスゴイよね。8時間働く人なら25%。10時間働く人でも20%。テレビを見たり音楽を聞いたり、その時間って何にもしてない。運転もある程度集中するし疲れるから、休憩にもならない。別にボーっとしてた訳じゃないし動いているから、無駄な時間を過ごした気は全くない。
などね。
自分の1日を見返して見ると、ビックリするくらいに、何の生産もしてない時間がある。
そりゃ売上増えないし、給料増えないわ。
じゃどうすんのか。
よく知られてる80:20の法則を使う。
成果の80%を生み出す仕事は何だろう。を見極める。
今日一番時間を使ってた業務ではない。もしかしたら今日30分だけしたことが、一番成果を生み出す業務だったのかもしれない。それを見極める。
で、今から、もっとも成果を出す仕事に多くの時間を費やすことにする。
ついで、自分の業績にほとんど貢献しない、非効率な下位80%の仕事を捨てる。
規模を縮小する。完全にやめてしまう。外部や誰かに委託する。
これには、得意不得意も影響する。
私は、振込業務がとても苦手だった。給与や他社への振込。
私ね、そそっかしいの。自他共に認めるあわてんぼさん。自分でものすごく分かってるから、絶対絶対間違えない様に、慎重にゆっくりやって、しかも何度も見直さないと無理。
それって、とても非効率なのね。
そそっかしい私が、絶対間違えないように30分かけて何度も見直しながら振込するより、慎重で正確な人が10分でする方がよっぽど効率的。
で、その30分で私は自分の得意なことをする。そんな感じの積み重ね。
「他に人がいないから」「これは絶対必要な業務だし」「しろと言われたから」「毎日してるし」。そんな言い訳をせずに、自分がしてる業務と、それが生み出してる成果を見比べて見る。
で、ギョギョギョとショックを受けたら、考えてみる。
費やした時間と成果は比例しない。
自分の業務の棚卸をしてみよ。