【1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術】 渡邊康弘
最近よく聞く レゾナンスリーディング
ずっと気になってたので、早速購入。
レゾナンスリーディングは、ザックリ言うと
・1冊の本を、平均20分で読む
・自分が求めている情報を瞬時に得る
・行動に落とし込む
というもの。
これだけだと、意味わかんないよね。
ちなみに、私は、2012年にフォトリーディングの講習をうけたフォトリーダーです。
フォトリーディングの講習を受けての一番のパラダイムシフトは
隅から隅まで読む必要はない
ということ。脳の潜在意識に働きかけて読むとか、まぁ色々あるんだけど、それよりも、一番は、隅から隅まで読もうとして例えば1冊に1カ月かかるなら、1冊の本の中で読みたい10ページだけを読んで1カ月に10冊読む方が良い という考え。だから、著者がこの本で言いたかったのはそれじゃない。もっと大事な事が他にあるとか、同じ本を読んだ他人から見たら、分かってないなぁと思う状態でも気にしない。とにかくたくさんの知識(本)に触れる。そして行動を変える。というのが大事というもの。それからは私は気兼ねなく本をガンガン飛ばして読むようになった。多くの引き出しを持つことで、あぁここに書いてるこれは、あの本に書いてたこの考えに似てるな とか、自分の中の引きだしが、加速的にどんどん増える。ビジネス書を読むハードルが下がる。
レゾナンスリーディングと、フォトリーディングが似ているのは、
・1冊の本の隅から隅まで読み込む必要はないということ。
・脳の潜在意識に働きかけるので、1ページずつ〝ちゃんと” 読む必要はない。
ということ。
そして何より共通してるのが
目的を持って読む
この、目的を持って読むというのは、やり始めた時は、ちょっと意味わかんない感じ。
だってそもそも読んでないからどんなこと書いてるか分からんしね。でも、何度もやってるとできるようになる。そして、目的と、読んだ後に得られるものとがずれてたっていいんです。気にしない。
でも、目的を持って読むことで、その情報がパッと飛び込んでくるんですね。不思議なことに。始めは目的の設定が難しいから、例えば、題名にある「〇〇ってどういう意味?」とかでも全然大丈夫です。
他には、
まずは、パラパラと全体を見ることで、本に対する 馴染み感を作る
というもの。具体的には、ページ全体を眺めながら、パラパラとページをめくる。全く〝読む” ということはしていない状態。
これが、フォトリーディングでもレゾナンスリーディングでも、一番、理解されづらい部分だと思う。なんつーか、実際何冊かしてててもなかなか腹落ちしない。でもね、30冊くらいすると、あぁこういうためにしてるのかってわかる時が来るんですね。なので、始めの頃は全く意味不明だと思いながらでもとにかくやってみる。私何してるんだろ、バカじゃないかしら とか思っても、とにかく信じてやってみる。
100キロ先の所に行くときに、1kmの地図を見て、1kmの所に来たら次の1kmの地図を見て、とすると、わけがわからないですよね。でも、先に100kmの地図を見ておけば、全体像が分かるので、1kmの地図を見ても理解しやすい。そんな感覚。
そして、レゾナンスリーディングの目玉は、行動 につながっているということ。
フォトリーディングは、その後にマインドマップを書いたりするので、単に読むだけに比べると記憶には定着しやすいんだけど、行動にまでは結びついていない。
その点、レゾナンスリーディングは、行動計画を作るところまで行くので、1冊読むごとに自分の行動が変わる。行動が変わるということは、ひいては人生を変える事にもなるので、この点は非常に大きいと思う。
著者も書いているが、本を読んで
あぁ良い勉強になった
というのと、
明日からこれをこうしよう と思って、実際する
というのは全然違う。
結局、良い勉強になって知識が増えても行動が変わらなければ意味がない。読書の知識をお金に買えることで成功を手に入れる。成功というと何だか敬遠したくなるかもしれないが、幸せに生きる。ストレスなく自由に生きる。自分のしたいことができる生活を手に入れる。というためには、学び・行動 をセットですることが大事だと思う。
実際レゾナンスリーディングで本を読んでないので、早速やってみようと思う。