【言葉ひとつで「儲け」は10倍!】 岩波貴志

伝え方が9割が大ベストセラーとなりましたが、この本は、それをもっと具体的なテクニックとして紹介したハウツー本です。
営業マン、販売に携わる方には良いと思います。

テクニックの一例として以下のようなものがあります。

■思わず買ってしまう言葉づかい
・お客様になる人だけを確実に集める
→「〇〇についての情報ですが、知りたくはないですか?」
・相手を怒らせてしまった場合
→「そこなんです!一見よくない話の様に聞こえるじゃないですか!」
と、あなたの考えはもっともだと一旦肯定する。
などです。

■広告・チラシ・ポップ
・言葉によるイメージの方向付け作戦
→「森の妖精たちが運んできたキノコのハンバーグ」
何と言うか、偽表示(誤表示?)問題の直後に見ると、すみません、妖精が運ぶというのは誤表示です。と言いたくなりますが、中国産の缶詰キノコを、時給850円のウエイトレスが運んできたものでも、そういうものだと感じるというものです。
・欠点を逆さにとる
→「とれたての野菜を畑から直接お届け!」
よくとられる手法ではありますが、人手不足で忙しくて土がついたまま!という時に、利点ととらえます。

ちょっと言い回しが楽天くささ(何と言ったらいいんだろ、グイグイ押す感じかな?)を感じますが、ちょっと言い回しを変えるだけで良いなら誰でも出来そうです。
同じことを言っても、この人が言ったらついつい「はい」と言っちゃう。ってこと、ありますよね。
この人、気が利くよね。という人も、実は他の人と同じなんだけど、言い方でくすぐられてるだけかもしれません。

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