不登校の子にどう接したらよいか。例えば子供の友達が不登校になったら。
不登校の子は年々増えてて、14万人。100人あたり1.5人位だから、学年に1人~2人いるかな。
で、例えば子供の友達が不登校になった。親戚の子が不登校になった。となった時、どう接したら良いのか。そんな風に考える人もいると思う。これはウチの子の場合って感じなので、不登校児とその親がみんな同じように望むわけではもちろんないんだけど、まぁ参考程度に。
(ちなみに子供が不登校になった場合は、また全然違うからそれは別で)
子供の友達が不登校になった時。
今まで通り、普通に、一緒に遊んであげてください。
なーーーーんにも変わらない。ふつーーーーーーーーーーに。それが一番です。
不登校の原因の約70%は「分からない」。
うちの子も、友達がいっぱいいた。だから、学校に宿題を持って行ったりするとき、見つけたら友達がワ~~って出てきて、「おーいおーい!!〇〇(名前)!!」と手を振ってくれたりした。私としては、友達が、超温かく迎え入れてるって感じで、すごくうれしいこととして見てたんだけど、うちの子はちょっと嫌がってた。みんなが自分に注目するという普通じゃない感じが嫌だったみたい。
後は、「学校に来いよ」って言葉。
私は、あーそうやって来いって言ってくれるのウレシイなーって微笑ましく見てたんだけど、子供としては、行きたいのに行けないから行ってない。行けるなら行ってる。だから、来いって言われても困る。
不登校になってからも塾や習い事は行ってたんだけど、だんだん、「学校に来いよ」って言われるのが嫌で行けなくなった。だから、「学校に来いよ」は言わないでいてくれる方が良いかな。
で、毎日家に遊びに来てくれる友達は、とにかく普通。
なんというか、腫れ物に触るようなことが全くない。一緒に遊んでるときに、もちろん普通にケンカ的な嫌なことも言う。遊べない日は遊ばない。無理して、不登校の子と遊んであげてる訳じゃない。
とにかく「不登校の〇〇」という、枕詞がつかない。それが本当に子供にとって心地よかったみたい。
学校の先生も、再登校しはじめた6年生の先生は、「普通でいること」を子供たちに徹底させてくれた。
もしかしたら登校するかもって前日に、必ず、「〇〇くんが学校に来てくれたらウレシイよね。でも、ふつーーーーにしてね。とにかく、ふつーーーにするんよ」と言ってくれてたみたい。
それは、ママ友が、子供がそう言ってたと言ってたくらいだから、何度も先生が子供たちに言ってくれてたんだと思う。
だから、再登校したときも、ワ~って集まったりせずに、昨日までいたかのように何も触れず迎え入れてくれた。
一度、保健室登校してた時に、2,3人が保健室に会いに行こうってなってくれたらしく、そしたらクラスのみんなが行きたいってなって、クラス全員が保健室に来てくれて、びっくりして次の日いけなくなったことがあった。だから、そんな感じじゃなくて、とにかく普通にしてること。「不登校の」というのを頭につけないで接してくれたらうれしい。
「不登校の」〇〇くん って「不登校の」が無いってこんな感じ。
・なんで行かないの?とか原因を聞かない
(本人も原因は分からない)
・学校においでよ とか言わない
(本人も行けるなら行きたい)
・甘えるな!みたいに厳しくしたり、逆に普段ならしないような甘さを出さない
(腫れ物に触るようなことはしない)
・説得しようとしない
(説得されて行けるくらいならとっくに行ってる)
・学校に行く必要ないよ とかも言わない
(何が正解かはあなたが決めることではない)
そんな感じ。
特別に何かをする必要はありません、
本人が何か話して来たら、批判せず、受容し、傾聴してあげてください。ふつーーーに。
友達の存在は、本当に本当に本当に大きい。一緒にゲームをしてくれるだけで十分。見かけたときに「ヨッ!」って声かけてくれるだけでも良い。友達って存在がどれだけありがたいのか、心の底から思った。その時に一緒に遊んでくれてた友達は、今も大親友。
どう接したら良いんだろう、って思ったら、どうもこうもなく、ふつーーーーーーーーに接してもらえたら、それが一番ウレシイです♡
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