面接で聞く「そもそも何故働きたいんですか?」

コロナでの緊急事態宣言が解除され、休業も解除。面接市場も動き始め、応募が多く入るようになってきた。どんな時でも面接する内容は変わらない。

条件や職歴のことは聞くとして、一番大事にしてるのは、その人の在り方や考え方。

「それはそうと、そもそも何故働きたいんです?」

と聞くと、ほとんどの方は
「ここに入りたい理由じゃなくてですか?」という
その答えは用意してるだろうから、まぁ良いんです。(一応聞きますが)

それよりも、なぜ働くのか。それを知りたい。働くと言うことに何を求めているのか。

中には、切実な「お金のためです。生活のためです」という回答もある。
その場合必ず聞くのが

「では10億円あったら、働きません?」

うーーーーん、、、、と考えこむ。で、出てくる答えが、人それぞれで大変オモシロイ。答えに対してもさらに「それってどういう意味?」とか深堀していくと、ドンドンどういう人なのかが分かる。

あと必ず聞くのが
「運が良いとか悪いとかありますが、○○さんは自分をどう思われます?」
という質問

松下幸之助さんの
「面接で『運が悪い』と答えた人は、どんなに学歴や面接が良くても、即不採用。」
というのをマネっこ。

そんな、面接でこの質問されて「私、運が悪いです」って言うやつおらんやろーって思うかもしれませんが、いますよーーーー。おぉ悪いって言っちゃうんやって感じ。うちでも「運悪い」という人は採用しません。

そして、「良いです」というのも、
うーーんって考えて言う人や、私の質問にかぶせ気味に「良いです!!」って言う人もいる。

それに対して言うのは
「なんでそう思います?」

そしたら、その回答がまたオモシロイ。

「周りに恵まれてる」
「いつも良い人が周りにいて助けてくれる」
「色々あるけど、結局良かったなって思える」
など。

他には
「宝くじ当たったり、くじとか当たりやすいんです~」とかも 笑

面接は、一方的に求職者を品定めする時間じゃないから、もちろん、うちの会社の考え方もお伝えして、その上で、よく考えてもらって、それでも来たいと思うのか というのを翌日以降に確認するようにしている。採用=その人の人生を背負う。

ポジティブで、他人軸な人、いっぱい来て欲しいなー。

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